鉄の防食に最も有効な方法のひとつとして溶融亜鉛メッキ加工があります。しかし現地施工は不可でメンテナンスにはつかえません。新設時に溶融亜鉛メッキ加工している鋼構造物のメンテナンスにはローバル塗装という方法があります。また他にも様々な防錆方法がありますが、ここでは簡略化させていただきます。

5  その他の防錆方法

鉄の腐食は大部分が電気化学反応によるものです。これは鉄鋼物の不均等な部分に局部電池を生成する反応です。その局部電池から錆は生じるので、帯電しにくくして発錆を防ぐ方法を電気防食といいます。

4  電気防食

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錆止塗料は鉄鋼の表面をコーティングする事により、水分や空気を遮断して防錆しますが、錆転換プライマーは錆と鉄鋼物の表面を水不溶性の有機鉄錯化合物に変化させ、さらにその表面を特殊エポキシにより保護します。施工性は塗料と同じく現場施工も可能であるため非常に実用的です。

3  錆転換プライマーによる不活性化

高濃度亜鉛末塗料のことで、溶融亜鉛メッキの防食効果を塗装で実現するために開発されました。高度な防錆能力があり様々な分野で利用されていますが、塗装環境や施工方法が限られてくるので、現在では工場制作時の一次防錆材として使われることが多いようです。

2  ジンクリッチペイントによるコーティング

鉄鋼の表面をコーティングする事により、水分や空気を遮断して防錆するもっとも一般的な方法です。なぜ一般的になったのか?これは場所や被塗物を選ばず、安価な施工で効果を期待できるからでしょう。錆止塗料も多岐のわたり鉛系錆止めからエポキシ系・変性エポキシ系など用途や環境・ケレン度合などにより様々です。この防錆方法には前段階としてケレン処理(錆落とし・汚れ・ゴミ除去)が不可欠です。このケレンの精度によっても防錆効果が違ってきますので非常に大事な工程です。

1  錆止め塗料によるコーティング

鋼構造物や金属はもとの姿に戻ろうと化学変化をします。これによって錆は発生するのですが、水や酸素がなければ化学変化することができません。(厳密には電気化学反応も大きく影響します)言い換えると水・酸素を遮断すれば金属は錆びにくくなくなります。よって塗装の目的とは「水や酸素が金属に触れないようにコーティングすること」となります。しかしながら、上記は主原因であって上記以外にも様々な要因が考えられます。これらの原因を探し、錆を防ぐための手立てを追究していくために当社では診断書を作成しています。

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