木部の塗装・塗替え用塗料を選ぶポイント

特に技術や知識を要する木の塗装。「木は呼吸をしている」といわれます

が木の特性を把握して、目的や用途に見合った材料・工法選びが必要です。

以下のポイントを押えた上でお客様のニーズをはっきり把握し、最善の選択

をするのも私どもの仕事です。

施工前
施工後

経年劣化や日焼けによって白っぽかった木部が茶色くなってしまった。これを元の状態にもどし尚且つ、劣化や日焼けから保護したい。この場合はまず木のアク落とし、シミ抜き等の酸処理を行い元の白木に近づけます。それから目的に応じた塗装をかけます。右記I〜Lが該当します。

木部を再生させたい。

木部を塗装する目的は様々だがとにかく木の風合いを最大限に活かしたいという場合は透明または半透明の材料を選びましょう。材料や塗り重ね方法によって防虫・防藻などの性能を付け加えることもできます。また艶がほしいのか艶なしの自然な風合いが良いのかなど選択の幅が多く有ります。右記D〜Hが該当します。

木目を活かした塗装をしたい。

リフォームや塗替えをすれば木部の色合いがアンバランスになったり、経年劣化でくすんできたりします。ここで美観や景観的要素を重視して塗装をしようと考える場合はお好みによりますが右記@〜Mのすべてが選択できます。

木部はメンテナンスが不可欠です。害虫から保護したいのか経年劣化から保護したいのかによっても使用材料は異なります。また木が合板なのか杉なのか松なのか檜なのか材質によっても木目によっても異なってきます。右記@〜Mを参考に塗料・工法をお選び下さい。

  ◆ 用途に応じた材料一覧 ◆


@ 耐汚染性に優れ紫外線に強いポリウレタン樹脂系塗料にて塗りつぶし着色塗装(塗膜を形成し木目は消えます)自然な風合いは損なわれます。


A 耐汚染性に優れ紫外線に強いポリウレタン樹脂系塗料にて塗りつぶしクリヤー塗装(塗膜を形成し木目は消えません)自然な風合いは損なわれます。


B 溶剤形着色剤(オイルステン)で半透明に着色。保護性能はあまり期待できません。


C B+Aの施工法で半透明着色した上に保護塗膜を形成します。


D 防虫性や防藻性を持たせたオイルステンで半透明に着色。


E 植物性の揮発材を使用した自然塗料で半透明に塗装。(浸透性があり塗膜を形成しない)艶があまりなく自然な風合いがだせます。


F 植物性の揮発材を使用した自然塗料で塗りつぶし塗装。(浸透性があり塗膜を形成しない)艶があまりなく自然な風合いがだせます。


G 防虫性・防腐性・防カビ性のある下塗り材(無色透明)


H G+EもしくはG+Fにて防虫性・防腐性・防カビ性をもたせ尚且つ、自然な風合いに塗装する。


I アク・しみ・汚れ落とし材にて木部を再生する。


J 白木用浸透性保護剤・防汚剤(日焼け防止剤入り)にて保護する


K 白木用塗膜性保護剤・防汚剤にて保護する。


L I+JもしくはI+Kの工法で再生し、保護する。


M その他様々なご要望にお応えできます。

美観を変更させる。

木部を保護したい。